お金と命につきまとうリスク

 

 
FPとして、日々お金を扱う仕事をしていると、良く聞かれることがあります。
 
その商品(保険や運用など)は、リスクはないのですか?
保証はあるのですか?
 
多くの方が気にされます。
もちろん私自身、気にする部分でもあります。
 
しかし上記の質問は、少し的を外していると言っても良いかもしれません。
というのも、お金がこの世に存在する限り、リスクがないことはあり得ないからです。
それは、私たちが生きている限り、死のリスクがゼロではないことと同じと言えます。
 
そして保証。
保証というと安心感がありますが、その保証している国や企業が生き残ってこその保証です。
例え国や巨大な企業であっても、何があっても100%行き残り続けるとは言えないはずです。
 
皆さんが一般的に100%安全と思っているもので例えます。
『銀行にお金を預けていれば元本保証される・・・』
はずれではないですが、本当に100%そうなのでしょうか?
 
1,000万円以内であれば、国が保証してくれる。
では、多くの銀行が同時期に破綻したとして、それでも国は払いきれるのでしょうか?
国は無制限にお金を生み出せる打ち出の小槌ですか?
銀行と言えども、100%安全などとは言えないはずです。
私はどこまでいっても100%保護するということには懐疑的です。
 
では金融機関の破綻を恐れてタンス預金をしよう!
それもまた、泥棒に盗まれるリスクがあります。
火災で灰になるリスクもあります。
つまり、お金が存在する限り、どこにあってもリスクゼロというのはあり得ないということです。
 
私たちの命もそう。
家の外に出ると危険がいっぱいです。
自動車を運転すれば事故に遭うリスクが高まります。
電車に乗れば、脱線やホームから突き落とされるリスクもあります。
 
では家にいればいいのか。
突然死するリスクや地震で家が倒壊して下敷きになるリスクだってあります。
つまり生きている限り、死のリスクはつきまとうということです。
 
とすると、大切なのはリスクをゼロにしようと考えるのではなく、
リスクの度合いを確かめ、適度なリスクは取りつつ、上手につきあっていくのが生活の知恵ではないでしょうか。
 
 

カテゴリー: ブログ,保険,金融全般

タグ: , , ,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

メールでのお問合せはこちらから